三島食品「ゆかり」 ふりかけだけじゃない!和菓子、酒類で注目

三島食品の看板商品、赤しそのふりかけ「ゆかり」が和菓子やアルコールの分野で注目されている。

中京地区では、紫色のおはぎを並べる和菓子店が増えている。「あんこ」や「きなこ」とともに、「赤しそおはぎ」として店頭に並ぶ。全面にまとったり、トッピングされたり、混ぜ込まれていたりとその姿は店によってさまざまだが、いずれも「ゆかり」が使われている。ある店では「赤しその塩味と餡の甘さで生まれる“甘じょっぱさ”が癖になる」と味を表現する。

これまでもメニュー提案に力を入れ、最近では「新・調味料」としてアピールする「ゆかり」だが、そもそもふりかけなので、モチ米との相性が良いのは当然とも言える。

製菓ルートへの販売も強化。写真手前は「赤しそおはぎ」(ゆかり)
製菓ルートへの販売も強化。写真手前は「赤しそおはぎ」(ゆかり)

中京は「ゆかり」が最も売れるエリアで、スーパーの売場に並ぶアイテムも他地区に比べ多い。同社では製菓・製パンルートへ向けた営業を強化する。「今回のおはぎの成功例を他の地域にも広げていきたい」(佐伯俊彦マネジャー)。

一方、2年前に同社初の酒類商品として発売された赤しそのリキュール「Yukari Classic」が、テレビ放映をきっかけに急速に売上を伸ばしている。9月末にテレビ番組「カンブリア宮殿」で同社が取り上げられた際、この商品も紹介され、自社通販では放映後の数日間で720㎖(販売価格3千300円)が100本売れた。それまでは1週間で数本、しかも売れるのはトライアル用の200㎖が主だった。

今年から通販だけでなく卸販売も始めており、販路の拡大を期待する。