キッコーマン 国内調味料事業の生産体制を再構築 24年4月から新工場稼働

キッコーマンは19日、国内調味料事業の生産体制を再構築すると発表した。約110億円を投資し、千葉県野田市に醤油関連調味料などを生産するキッコーマンフードテックの新工場を建設する。IoTを活用した生産システムや立体自動倉庫など、新技術・設備の導入によるスマート化を進め、生産性の大幅な向上を図る。

同社は、高品質の商品・サービスを届けるため、つゆ・たれなど販売が好調な醤油関連調味料事業の生産体制強化を柱に、生産体制の再構築を進める方針を決定。この方針にのっとり、新工場を建設することを決めた。

新工場の所在地は千葉県野田市中根97。建物構造は鉄骨造、地上2階建て。建築面積約4千759㎡、延床面積約7千474㎡で、醤油関連調味料などを生産する。2022年6月に着工し、2024年4月に生産を開始する予定だ。

新工場では、スマート化による省人化と製造規模の拡大を通じ、生産性を約3倍に高める。FSSC22000(食品安全システム)を生かせる建物仕様と生産プロセスの構築により、食の安全・安心ニーズに対応。工場コンパクト化によるエネルギー効率向上、省エネ機器の導入、再生可能エネルギーの活用などを通じ、CO2排出量の削減と水使用量の低減を図る。