国内初導入 海洋プラごみ活用パレット 日清食品

日清食品は、海に流れ出る前、海辺などで回収されたプラスチックごみ(オーシャン・バウンド・プラスチック)をリサイクルし、素材の一部に活用したプラスチックパレットを導入。11月から順次使用を開始する。製品の輸送、保管の際に用いる荷役台として活用するのは国内企業では初。

海中や海辺に廃棄された海洋プラスチックが社会問題化しているが、こうしたオーシャン・バウンド・プラスチックは不純物を多く含み劣化しているため、リサイクルして再利用することが非常に難しく、ほとんど埋め立てられているのが実情。

今回、日清食品が導入するパレットは、その他のプラスチック原料と最適な配合で組み合わせることにより、十分な強度を保持しながら海洋プラスチック削減に寄与することが可能。こうしたパレットを使用することで、環境負荷の低減を図る狙い。

岐阜プラスチック工業製のパレットは1000mm×1200mm×130mm、重量13㎏。海洋プラスチック問題の解決に向けた環境省のキャンペーン「プラスチック・スマート」のロゴを印字した。

同社では、製品の輸送、保管の際に使用しているプラスチックパレットを、リサイクル素材を活用したものへと切り替えており、2030年までに全数の切り替えを完了する計画だ。