大地との連携

プラントベースフードが拡大している。この秋の新製品では「もち麦と雑穀の大豆ミート入り炊き込みライスの素」が発売された。早くもサブカテ登場かと思わせるが、大豆臭さを塩糀で軽減させることで、大豆ミートデビューの人を応援する。

▼昨年は茶カテキンに抗ウイルス作用があるとされ6~7%増と何十年ぶりかに前年実績を上回った茶葉だが、今年は9月まで7~8%減。科学的な裏付けに乏しいカテキン効果が霧散するのも早かった。唯一、機能性表示食品となった伊藤園の「一番摘みのお~いお茶」シリーズが2倍と絶好調。

▼何かを加えることで機能性表示が可能になることが多いが、この商品は茶畑から摘んだ茶葉に特別な加工を施すことなく、そのまま体脂肪系機能性関与成分のガレート型カテキンを摂取することができる。高品質な緑茶原料を安定的に調達できる茶園の存在が必須条件だ。

▼今後、急速に重要度が増していくと思われるプラントベースフードも、加工技術の発達だけでなく、生産者との土壌改良ベースからの取り組みが求められる。大地との連携こそが、確かな商品を生み出す原動力だ。