こころのワクチン、私のごはん

15日、「WFP(国連世界食糧計画)チャリティーエッセイコンテスト2021」の表彰式が開催された。作品のテーマは「こころのワクチン、私のごはん」。コロナ禍のなか、リアルに感じられるテーマということもあってか応募数は過去最高だったという。

▼審査委員長を務めた音楽評論家の湯川れい子さんは「今までは発展途上国や内紛、極貧の中で食べられない人への思いが多かったが、今回は真剣に『食』に向き合い、それが心や体のワクチンになっていることを書いてくれた。今後どう生きていくか、どうすれば幸せな未来になるかを考えさせられた」と総評したが、入賞作品を目にし、「生きることは、食べること」ということを再認識させられた。

▼世界の飢餓人口は最大8億1千100万人で、紛争や気候変動に加え、新型コロナウイルス感染症による社会経済的影響により、この1年で1億人以上増加している。

▼エッセイコンテストは、日常経験することのない「飢餓」を考え、苦しんでいる人々に対する関心を高めてもらう狙いだという。入賞作品はWFPのHPで閲覧可能。ご一読を。