大物創業者・日阪一郎氏が死去 「チキンラーメンを広めた男」

大物(大阪市)の創業者で名誉会長の日阪一郎氏が4日死去した。94歳。大阪市出身。

1951年大阪・鶴橋で乾物・缶詰卸の日阪商店を創業。58年に発売された日清食品「チキンラーメン」に出会い、「この商品に賭けよう」と販売を目的に大阪物産を設立した。61年に三菱商事と取引を始め、扱い商品を拡大。その後、近畿一円に販路を確立した。

94年、現社名に変更。創業50周年の08年には売上高が100億円を突破。13年、現社長の日阪俊典氏に引き継ぐまで、社長を務めた。60周年の節目となる18年にはそれまでの人生を振り返った「チキンラーメンを広めた男の物語」を発刊した。

なお、葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。