薩摩酒造は4日から季節限定の“旬”な本格芋焼酎「さつま白波 新酒」と「黒白波 新酒」を数量限定で発売した。看板商品の「さつま白波」は1955年(昭和30年)に誕生。南薩摩の豊かな自然で育まれたサツマイモ「コガネセンガン」と米麹を原料に、薩摩に伝わる焼酎製法を継承する黒瀬杜氏の技で仕込んだ本格芋焼酎。しっかりとした濃い甘さと芋らしい香りが特長のロングセラー商品として広く知られている。
今回の新酒に使うサツマイモ「コガネセンガン」の土壌づくりでは、農家の方々と協力・研究を行い土に必要な善玉菌を増やすことで、サツマイモの葉の成長を促す柔らかい生きた土壌にした。効率良く太陽の光を取り込むことができるようになったことで良質なサツマイモの収穫につながった。こうして芋を植える畑作りから出荷する直前までたくさんの愛情を受けて育まれ美味しい新酒が出来上がった。

杜氏によると今年は例年になく甘みの豊かな美味しいお酒に仕上がったとのこと。出来たての新酒は芋の香りがガツンと来る荒々しい味わいが特長となっている。今後も薩摩酒造では「芋を育てるところから、焼酎造り」をモットーに掲げることで、品質と味を追求した商品づくりを実践する。なお、各商品の詳細は次の通り。【さつま白波 新酒】重厚な甘みを感じ、程よい余韻が残る、クセになる一品。芋特有の甘く華やかな香り。【黒白波 新酒】コクのある芋の甘みと角のある荒々しい飲み口。黒麹由来のほの甘い香り。
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