「お~いお茶 濃い茶」24か月続伸 1年で92%増 機能性表示食品への刷新が奏功

伊藤園は1日、19年9月に機能性表示食品としてリニューアル発売した「お~いお茶 濃い茶」の販売数量が24か月連続で前年増を続け、20年9月から21年8月までの直近1年間の実績はリニューアル前と比べ92%増になったと発表した。

同商品は、緑茶の主要成分であるカテキンがインフルエンザ対策としてテレビ番組に取り上げられたことを契機に18年末頃から上昇基調にあり、これに拍車をかけたのが機能性表示食品としての打ち出しであった。

19年にガレート型カテキンを関与成分とした機能性表示食品へと刷新して以降、勢いを加速。メーンターゲットである40~50代男性のリピート購入を増やしながら、20、30代の男性や40代以上の女性といった新規購入者も増加した。

新規ユーザーの中でもリピートの傾向が見られ、その一番の要因に、渋みとともに感じられる「おいしさ」が挙げられる。「中味を全く変えずに機能性表示食品にリニューアルしたことが奏功したと思っている。機能をうたったものは少し飲みにくくなりがちだが、『濃い茶』は、そもそも自然なおいしさを追求しているため『おいしさ』の評価が高く、飲み続けてもらえる傾向にある」(安田哲也緑茶ブランドグループマネジャー)という。

ドラッグストアで新規採用されるなど販売チャネルの拡大や容器の拡充も成長を後押し。容器はパーソナルサイズに加えて、6月に発売した新型1Lスリムペットボトルをはじめとする家庭用サイズやホット対応容器を取りそろえている。