ポッカサッポロの冷製缶スープが好調 6月まで24%増、8月さらに急伸中 栄養面に支持

ストック需要や喫食シーン増加にも対応

ポッカサッポロフード&ビバレッジが販売する冷製缶スープ「じっくりコトコト冷製缶」シリーズが絶好調だ。同シリーズは、スープの新たなニーズをくみ取り2016年からの5年で6倍に急拡大。特にコロナ禍になった昨年は、栄養・野菜補給や小腹満たしニーズなどに対応して1.7倍弱伸長し、今年も続伸している。

2月に「冷製コーンポタージュ」と「冷製トマトとたまねぎのスープ」をリニューアル発売して通年商品化し、季節商品として「冷製じゃがいものスープ」と「冷製栗かぼちゃのポタージュ」を再発売した。

コロナが依然として猛威をふるい緊急事態宣言が発令され、スーパーや量販店での店頭活動が思うようにできなかった中で、1-6月は前年同期比24%増と好調を維持している。

直近の販売動向について、5日発表した濱本紀代美食品飲料事業本部加工食品事業部部長は「8月に入ってから急激に伸びており、まだまだ可能性がある」と述べ、秋冬に向けても継続販売していく考えを示した。

支持されているポイントの一つは栄養面。同シリーズには野菜も入っているため、野菜ジュースの一つとして選択され新しい価値が見いだせている。

また、気温に影響されずに家庭内でスープを含めた汁物が飲まれる傾向や、巣ごもり・在宅ワークなどによるストック需要の高まり、小腹満たしなど喫食シーンの増加にも商機を見いだしている。

再栓できるリシール缶でモバイル性を有しているのも特徴としており、これにより移動シーンや行楽シーンでも深耕余地を見込む。