巣ごもりのお盆商戦

コロナの感染急拡大で帰省が取りやめとなり、巣ごもりのお盆を満喫した。ここぞとばかりに料理に奮闘し、毎朝チラシをチェックしては買い物リスト持参で近所のスーパーを回る日々を過ごした。

▼自宅周辺は市内有数の小売激戦地。車で15分圏内にイオン、セブン&アイのショッピングセンター、ヤオコー、ベルクの両雄をはじめとする有力スーパー、盆暮れには行列ができる鮮魚チェーンや精肉に強い格安スーパー、ホームセンター併設のディスカウントストア、地元の農産物直売所と、お盆商戦の店舗調査も兼ねて日替わりで訪問した。

▼あらためて気づいたのは、生鮮の強い店は客の支持を集めており、特徴をしっかりと把握し、日常の買い物と発見を求めている。コロナ禍で顕著になった来店時間の変化もうかがえ、開店早々から客が入り、滞在時間を手短かに済ませようとする意識も垣間見えた。

▼巣ごもりが一巡し、スーパー各社は前年の反動も見られるが、販売実績のベースはコロナ前より上がっている。こうした中で、有力スーパーがDS業態の強化を打ち出し、価格競争の激化も予想される。郊外店では夜間営業を取りやめ、開店時間を早めて需要を取り込もうとする動きもあり、スーパー各社のオペレーションにも変化を及ぼしている。