新ブランド「料理がうまくなる」シリーズ発売 若年層ユーザーの取り込み図る 宝酒造

宝酒造は31日、新ブランド「タカラ 料理がうまくなる」シリーズとして「本みりん」「料理清酒」「紹興酒」の3品を、500㎖紙パックシリーズで新発売する。紙パックにすることで外周4面すべてを使用し、使い方、調理効果、レシピではスイーツも紹介し、これまでの酒類調味料の定番だった「お母さんの手作りのための調味料」だけからの脱却を図り、コロナ禍で増えた若い世代の家庭での調理需要を確実に取り込み、需要の裾野を広げていく。

同社の調味料カテゴリーからの新商品は約2年ぶりとなる。10日にはメディアに向けて説明会を開催した。ブランド名の「うまくなる」は、「上手になる」と「おいしくなる」の二つの意味を込めている。

紙パックを選択した理由については、同社の調査で捨てやすい、環境にやさしい、収納しやすいなどの「環境面含めてポジティブな意見が多かった」(同社)ことと、前述した調理効果やレシピなど「さまざまな情報を記載できる」(同)ことを挙げ、そしてこれらの記載などにより、その他の安価な加塩料理酒、みりん風調味料などとの違いを伝えたい考えだ。

調理効果では、「魚の生臭みを取り、香りを良くする」や「肉の保水性を高めてジューシーに仕上げる」などを訴求し、酒の効果で「香り」「味」「食感」で料理をおいしくする効果を記載する。

レシピでは、玉子焼きでは玉子一個に本みりん小さじ1杯と、簡単なレシピを掲載し、パッケージ前面でも大きくメニュー画像を掲載するなど「使用イメージをしやすいデザイン」(同)とした。また、ブランドサイトとリンクしたQRコードも記載し、その他のレシピも参考にできる。

商品形態は、スリムパックなので売場で陳列しやすく、家庭のキッチンでの収納性も良い。

そのほか、環境に配慮した商品設計で、紙パックは持続可能な森林認証紙(FSC認証)を使用し、緑の募金への協賛も行うなど、ユーザーの共感を得ながら持続可能な社会へ貢献していく。