日本アクセス ノンフードビジネス強化 小売・外食、食品工場向けに環境容器などトータル提案

日本アクセスは、包装資材や日用雑貨などノンフードビジネスを強化する。今年度からノンフードビジネス営業部を新設。従来から取り扱っている外食やコンビニ、食品工場向けの包装資材などに加え、小売店向けの日用雑貨や環境容器の提案など、ノンフードビジネスのトータルソリューションを広げる。今月中旬に開催した「秋季フードコンベンション」で、ノンフードビジネスの事業展開について、得意先小売店や外食ユーザー、メーカー関係者に披露した。

同社では、従来も外食やコンビニ向けの包装資材などノンフード関連で350億円程度の取り扱いがある。これを新設したノンフードビジネス営業部に集約し、店舗・バックヤード向けの包装資材や耐久消費財、小売店向けの日用雑貨などを包括的に取り扱い、伊藤忠商事グループのネットワークも活用したノンフードのトータルビジネスを拡大させる。

新たな取り組みでは、スーパーやドラッグ向けに日用雑貨の売場提案をスタート。食品と親和性の高い包装容器やキッチン用品など、マーケットインの視点による日用雑貨売場の棚割提案や、食品と日用雑貨のクロスMDを行うほか、食品と日用雑貨・資材の共同配送の取り組みを進め、得意先の売上拡大と在庫圧縮、配送効率化をサポートする。サステナブルへの関心が高まる中で、伊藤忠商事グループのネットワークやサプライソースも活用し、環境対応型容器の開発やケミカルリサイクルなどの資源循環の取り組みを強化する。

22年度からはプラスチック資源循環促進法の施行が予定されており、小売店や外食企業では使い捨てストローやスプーンなどの削減が大きな課題となっている。同社では、伊藤忠商事グループ各社と連携し、バイオプラスチックや木製・竹製など、環境にやさしい容器・資材の開発・提案を推進し、得意先である小売店や外食企業の環境対応の取り組みを支援する構えだ。

そのほか、バックヤードや食品工場向けのユニフォームや衛生・清掃用品、厨房備品から店舗での販促用のぼりなど、ノンフードの取り扱い品目を拡大。店舗やバックヤードの備品、小売店の日用雑貨売場、食品工場向けの容器など幅広い分野でトータルソリューションを強化し、ノンフードビジネスの拡大につなげていく方針だ。

15~16日に開かれた「秋季フードコンベンション」(東日本会場)では、同社のノンフードビジネスのサービス・機能を披露したほか、アース製薬、ユニ・チャームの2社がブース出展。アース製薬は食品系卸で日本アクセスのみの取り扱いとなるウイルス除菌スプレー「アクアクリエイト」シリーズ商品、ユニ・チャームは鮮度保持吸水シート「フレッシュマスター」シリーズなどを紹介した。