9周年の「鶏ちゃん合衆国」 黙して味わうイベント開催 新たに加盟のイチビキ、「釜飯の素」振舞う

岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん」を提供する飲食店、パックメーカーなどで作る「鶏ちゃん合衆国」は24日、建国9周年のイベントを郡上市の道の駅古今伝授の里やまとで開催した。コロナの感染対策のため、「一人一鍋 黙して味わう」をテーマに、約40人の参加者が各メーカーらの自慢の鶏ちゃんなどを味わった。

開会に当たり、長尾伴文大統領が「コロナ禍の状況を逆にチャンスととらえて、鶏ちゃんを文化としてさらに広めていきたい」とあいさつ。

また、合衆国国務長官を務める都竹淳也飛騨市長は「9周年を迎えられたのは皆さんの協力のお陰。鶏ちゃんの知名度は上がっており、岐阜の郷土料理と普通に呼ばれるようになって感無量。来年は10周年、盛大にお祝いしたい」と話した。

各テーブルでは、希少なアジメドジョウの山椒煮、郡上鱒のフライなど地元の食材を使った料理をはじめ、郡上のみそメーカー・丸昌醸造場のたれを使った鶏ちゃん風焼きそばなどのさまざまな鶏ちゃんが振る舞われた。

また、ステージでは岐阜を中心にフラメンコダンサーとして活躍する吉村優子さんらがダンスを披露し、イベントに花を添えた。

さらに新会員になったイチビキ(名古屋市)、美濃白川ゴルフ倶楽部(岐阜県白川町)、レストランひだ小僧(飛騨市)の代表者に、合衆国の新しい州として認定書を授与。イチビキの中村光一郎社長は「鶏ちゃん文化を広げていきたい」と意気込みを話し、8月からネット通販で先行販売される新商品「鶏ちゃん釜飯の素」を提供した。

イベントの終わりにはキリンビールが、同社の前身の社名・スプリングバレーの名を冠したクラフトビールや、トクホを取ったノンアルコールビールなどを土産として配布した。