「佐渡うどん」の店 コロナ後の観光活性化見据え佐渡島に初出店

日本料理店の僖成は25日、コロナ後を見据え新ブランド「佐渡うどん蒼囲(あおい)」を新潟県佐渡市に開業した。同店は佐渡うどんと佐渡魚介を使用したかき揚げ、南蛮海老ごはんなど地元の食材を使った料理を提供する店としてオープン。コロナ禍での生き残りをかけ、補助金を活用し佐渡島の雇用拡充と佐渡ブランドの構築を目的に、同社としては初めて東京都以外の地域に出店した。

直接的な出店のきっかけは佐渡島の生産者との出会いで、同社では「素晴らしい食材を使いアフターコロナを見据えた観光集客を目的とした新ブランドの立ち上げと、佐渡の食材を東京の店舗に流通させることで差別化を可能とする新たな地方創生を目的としたビジネスモデルの確立を目指す」としている。

佐渡うどんは佐渡アカモクを練り込んだうどん。おすすめのメニューは「蒼囲」(佐渡うどん〈せいろ〉、佐渡ズワイガニ彩り前菜、かき揚げ、南蛮海老ごはん)、「千草」(佐渡うどん〈せいろ〉、かき揚げ、南蛮海老ごはん)。価格はそれぞれ2千円、1千600円。

旧農家を改装した昔ながらの建築様式や広々とした店内が特徴で、佐渡の魅力ある食材を販売する佐渡商店を併設する。同社では今後について「10年後には『佐渡に来たら佐渡うどんを召し上がれ』と地元の方に勧めてもらえる店づくりを目指す」と抱負を語る。