アサヒ ラベルレスボトル上期販売数が過去最高 好調受け生産体制強化 7月生産は6割増計画

アサヒ飲料は6日、ラベルレスボトル商品の上期(1-6月)販売数量が前年比2.1倍の156万ケースを記録し過去最高を更新したことを明らかにした。

販売好調を受けて、「ウィルキンソン」や「おいしい水」ブランドのラベルレスボトル商品の生産体制を強化し、7月は富士山工場や明石工場などで前年比6割増の生産を計画している。

また、ラベルレスボトル商品の需要拡大を受けて、6日には量販店で「ウィルキンソン ラベルレス6本マルチパック」を数量限定で発売開始した。

続いて9月7日からは現在、東日本の一部エリア限定で販売している「おいしい水 天然水 シンプルecoラベル」の販売エリアを全国に拡大して通年販売する。

飲料大手各社は、環境意識の高まりや新型コロナウイルス感染症拡大の影響で家飲み需要が増加したことなどを背景に、ラベルレス商品へのアプローチを強めている。

ラベルレス商品は、飲み終わった際にはがす手間が省けるほか、プラスチック使用量削減につながることからエシカル消費やSDGs機運の高まりを追い風に拡大傾向にある。

昨年3月に省令の一部が改正されたことで販路が広がっている点も追い風となっている。

容器包装を工夫することにより、従来のECチャネルだけでなくスーパーやコンビニなどでも販売可能になったことで勢いに拍車がかかっている。

アサヒ飲料は、18年に「おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」を発売したことを皮切りに「ウィルキンソン」「守る働く乳酸菌」など炭酸飲料や乳性飲料など4カテゴリー(計9商品)でラベルレスボトルを展開し、ラベルレスボトルのパイオニアとなる。