加州産アーモンド 7年ぶり減産見込む 増産予想から一転、少雨と高温で打撃

米国農業統計局(NASS)は現地時間の12日、21年度(21年8月~22年7月)産カリフォルニア・アーモンド収穫量の最終予想を発表した。NASSによる現地調査に基づく予想では、21年度の収穫量は前年比10%減の28億ポンド(約127万t)。5月に発表された農家からの聞き取りによる予想では3%増の約32億ポンドとされていたが、一転して7年ぶりに減産の見通しに。20年度に初めて30億ポンドの大台に載せた生産量の連続記録更新も、5年目まででストップする可能性が高まった。

生産量の約4割を占める主力品種ノンパレルの収穫量は、15%減の11億ポンドと予想されている。

2月の開花期は好天に恵まれ順調に受粉が進んだものの、果実の生育期である6月にかけての降水量が少なく、記録的な高温に見舞われたことも影響。木1本当たりの結実数は前年比18%減、実の平均重量は6%減となった。

一方で、収穫可能な作付面積は6.5%増の133万エーカーと引き続き拡大。未成育の農地を含めた総面積も依然拡大中で、収穫面積の増大はまだ数年は続きそうだ。

ただ、少雨と高温によるダメージで収穫量が落ち込むことは懸念材料。ここ5年ほど小康状態を保っていたカリフォルニア州の干ばつや水不足が再び深刻化すれば、今後しばらくは生産低迷期に入る可能性もある。

カリフォルニアアーモンド生産量の推移