抹茶ラテ 「綾鷹」から発売のコカ・コーラ サントリーは「伊右衛門」ではなく「クラフトボス」から なぜ?

コカ・コーラシステムは、緑茶飲料ブランド「綾鷹」から新シリーズ「綾鷹カフェ」を立ち上げ、3月22日に「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」を新発売したところ、需要急増で品薄となり一時的に出荷を停止している。

440㎖PETと自販機用280㎖広口PETをラインアップし自販機用は一部で発売。メインの440㎖PETも近く再発売されることが予想される。

同商品は、外食のカフェで和素材を使ったメニューが定番化している一方、5年間で平均5%ずつ成長しているラテ飲料市場で和素材を使った商品の比率は1%未満であることが開発の背景となっている。

このラテ飲料市場に対して、抹茶という和素材を原料に使って「綾鷹」ブランドからアプローチすることで従来からあるコーヒー・紅茶に次ぐラテ第三極の確立を目指すべく開発された。

使用している抹茶は、通常の「綾鷹」で使用しているものよりも大きい粒度の抹茶で、口当たりや味わいを抹茶ラテに最適化。そこに国産牛乳やミルクブースト技術を駆使して上品な口当たりのミルクテイストを実現した。監修は、日本茶と抹茶の観点で上林春松本店が、カフェユーザーの視点で猿田彦珈琲がそれぞれ担当した。

この動きに対し、サントリー食品インターナショナルは8月17日に、「クラフトボス」の新ラインアップとして「クラフトボス 抹茶ラテ」(500㎖PET)を新発売する。

コカ・コーラ社は「綾鷹」から抹茶ラテにアプローチするのに対し、サントリーはなぜ緑茶飲料ブランドの「伊右衛門」からではなく「クラフトボス」から抹茶ラテを発売するのか――。

その理由を聞くと「抹茶ラテという飲料としてのニーズから開発に入ったのではなく『クラフトボス』の『現代の働く人を快適にする新しい相棒』として休憩時間にほっと一息つける『憩い』のひとときを提供するというコンセプトから抹茶ラテの開発に至ったため」(サントリー)と回答。

「クラフトボス 抹茶ラテ」は本格的な抹茶の香りを楽しめるよう石臼挽き抹茶などの国産抹茶を使用。加えて、抹茶と相性の良いクリーム原料を使用することで濃厚で上品な乳の甘みを実現。

「満足感がありながらも、すっきり飲み続けられる味わいの『クラフトボス』ならではの思想を取り入れ、濃厚な味わいながらも抹茶香る爽やかな後口で、飲み続けられる味わいに仕上げた」という。