イオン「そよら上飯田」来春オープン 買物も受診もワンストップで 東海初の都市型店

イオンリテール東海カンパニーは来春、都市型フォーマットの「イオンそよら上飯田店」を名古屋市北区でオープンする。東海エリアでは初の出店。「そよら」の名称の由来は、「そら、寄って、楽しんで」との呼びかけ言葉に、日常にさわやかなそよ風が吹き込むように、都市に住む人々の生活をもっと楽しく、心地良く過ごすための施設という意味を込めた。

イオンリテールでは、昨年3月に1号店イオンスタイル海老江を核店舗としたショッピングセンター(大阪市)を一般公募から「イオンそよら」と名付けた。今夏には2店舗目となる「イオンそよら新金岡」(大阪府堺市)を開業予定で、「上飯田店」は3店舗目。

都市部では、スーパーや雑貨店、カフェ、クリニックなど別々に立地していることが多い。交通網やアクセスの良さから仕事のある日でも施設に立ち寄れるため「身近なところで買い物を済ませたい」「ネットも店舗も効率よく使いたい」など利便性を求め、1か所で買い物を済ませたいというニーズが高まっている。新フォーマットでは、食料品、雑貨、日用品、ベーカリー、ジム、クリニックなど日常生活で高頻度に利用するカテゴリに集約した店舗を集約。

テイクアウト、デリバリー専門店やネットで注文した商品を宅配ボックスやドライブスルーなど店舗で受け取れるサービスなども充実させる。

来春オープンする「イオンそよら上飯田」は、1973年にダイエー上飯田店として開業。2015年に継承し、イオン上飯田店に。その後、老朽化が進んでいたため20年2月に閉店し、全面建て替えの改装が進められている。

商圏は、緑豊かな環境と医療機関の充実などでファミリー層から単身層まで人気のエリア。公営住宅などもありシニア層も多い。

新店舗は「暮らしの利便性を高めるコンパクトなまちの生活拠点」をコンセプトに、ワンストップで買い物できる上、野外のテラススペースなどで時間消費が楽しめる、時間価値を提供する。

核店舗の「イオンスタイル上飯田(仮称)」では、食と健康をテーマに「採れたて地場野菜」「対面鮮魚コーナー」をはじめ、ベーカリー、サラダ、スイーツなどのデリカを豊富に品揃え、「美味しく健康になる」売場を目指す。