コープこうべ 西宮南を移転開業、店舗・宅配協働の拠点に

コープこうべはこのほど、6月25日に移転オープンした「コープ西宮南」(西宮市東町)の店舗説明会を開いた。

同店では向かいに協同購入センターが位置する立地を生かし、「店舗と宅配の両事業が協同で、新規組合員の獲得やサービス向上にチャレンジする」(店舗事業構造改革・植松誠統括)との方針を掲げる。

宅配商品を店舗で受け取るサービス「めーむひろば」を通常の店舗では週1、2日実施しているのに対し、同店では現在週3日、今後は5日の実施を予定する。1階には専用ロッカーを設置し、非接触での商品受け取りも可能。店内では宅配カタログで人気の商品をコーナー化し、来店客に供給している。

宅配事業では出産を機に加入する若い世代の組合員も多いが、店舗事業では主要顧客の高齢化が課題となっている。商圏には子育てファミリーが多く、品揃えと価格競争力で若い層を取り込む狙いだ。

例えば、冷凍と常温の離乳食を向かい合わせで並べたり、駄菓子・玩具菓子と小型飲料を集めたりと、子育て世代に分かりやすい売場を展開。競合対策として各部門でコープ商品の訴求に力を入れるほか、加工食品は各カテゴリーで利用頻度の高い上位3品について価格調査を実施し、単品ごとに売価を設定している。

このほか、冷食は通路両脇にリーチインを設置したり、生鮮売場や惣菜売場でキットを大々的に並べたりと店舗随所で、需要が高まるフローズンを強化した。

【店舗概要】敷地面積1千72坪、売場面積(2階397坪、3階テナントゾーン〈クリーニング、クリニックなど〉315坪)、年間供給高目標12億8千万円、商圏(半径1.5㎞)約1万5千世帯、人口3万2千800人。