リアルとデジタル融合 売上高1千億円増目指す 西友が新中計

西友は22日、25年度を計画年次とする新中期経営計画の骨子を発表。EDLP、EDLCをさらに強化し、「Local」(地域に密着)、「Value」(顧客ニーズに即した価値提供)、「Innovative」(デジタル・トランスフォーメーション)を加速させ、リアルとデジタルの融合を実現。食品スーパー、ネットスーパー両面で業界№1を目指す。

具体的な数値目標として、「リアル(西友店頭売上げ)とデジタル(楽天西友ネットスーパー売上げ)の合計を現状からプラス1千億円」「営業利益を現状比2倍」「ネットSM売上構成比二ケタ到達」を掲げている。

目標達成に向け、「価格競争力と価格以外の価値提供のトレード・オン」「商品開発力と販売力の強化」「ネットスーパーの拡大と、デジタル・トランスフォーメーション強化」「店舗と教育への投資」「本部機能と組織の改革」を重点施策に挙げた。

PBやNBによるEDLPの加速に加えエリア対応を強化することで、エリアでの支持拡大を目指す。このため、地域の顧客が求める価格以外の価値(簡便性、健康志向、メニュー提案など)を高めていく。

ネットスーパー、DXについては楽天の協力を得て、楽天経済圏を活用したデジタル・マーケティングを強化。西友店舗と楽天西友ネットスーパーでの体験をデジタルを通じてつないでいく。情報システムはウォルマートのシステムから切り離し、西友独自のシステムを構築する。

また、リアル対応では昨年度、50店の改装を実施したが、今後も同規模の改装を継続し、店舗競争力を高めていく考え。

これら施策の推進で、国内トップクラスのスーパーマーケット、革新的なOMO(Online Merges with Offline)リテーラーを目指す。