米油も再値上げ ボーソー油脂が9月から価格改定 30円/㎏以上、斗缶500円以上

ボーソー油脂は9月1日納品分から、業務用・家庭用こめ油の価格改定を実施する。上げ幅は家庭用および加工用(バラ・ローリー・コンテナ)30円/㎏以上、業務用斗缶500円以上。原料となる国産米ぬかの発生量減少に加えて、輸入原油の価格高騰により、6月からの値上げに続いて、2度目の値上げに踏み切る。

大豆、菜種、パーム油と同様に、こめ油の原料コストも急騰している。こめ油の需要拡大が続く一方で、国産原料である米ぬかは米の消費量減退による発生量が減少し、集荷コストなどさまざまな調達コストが上昇している。

海外からの輸入原油についても、世界的な油脂相場の高騰を背景に、各国からの調達価格が上昇。特に主力調達先であるブラジル産原料は、現地での米糠の飼料向け需要も高まっており、価格が急騰している。原料相場の上昇に加え、海上運賃などさまざまなコストアップが避けられない状況となっており、「度重なる価格改定をせざるを得ない」と理解を求めた。