イオン 東海地区でネットスーパー強化 初の「最短2時間配達」も

イオンリテール東海カンパニーは15日、東海エリアでの「おうちでイオン イオンネットスーパー」の限定商品拡大、新サービス導入について発表した。イオン初の取り組みとして22日、熱田店限定で注文締め切り時間後、最短2時間で自宅まで配送する「2時間〆切り便」をスタートするほか、配達時間を1時間単位で確認できる「お届け予定時間確認サービス」を導入。東海地区限定での予約販売など店舗に並ばない商品の拡充などにも取り組む。

同社では09年、八事店を皮切りにネットスーパーを徐々に拡大してきた。20年から新型コロナウイルス感染症の拡大で利用者が急増、売上げは19年に比べ20年は約40%増加。新規会員数も19年に比べ20年は約70%増えるなど想定を超える拡大を見せている。

今回、新しい配送管理システムを導入。過去の利用状況のデータから必要な配車を予測。さらに、これまでドライバーらがルートを設定していたものを、商品配送の最適なルートを自動設計することで配送効率を向上した。これにより、イオン熱田店限定で、注文締め切り時間後、最短5時間半後の配達を最短2時間までの短縮が可能になった。

「お届け予定時間確認サービス」は、イオン熱田店、イオン南陽店、イオンスタイル常滑店にて実施。この配送管理システムを活用し、配達目安を算出。これまで指定のお届け時間帯(平均2時間単位)だったが、受け取り時間の目安が1時間単位で分かるようになる。

ネットスーパーの新規取り組みについて説明する小澤俊彦デジタル・営業推進部長(イオン)
ネットスーパーの新規取り組みについて説明する小澤俊彦デジタル・営業推進部長(イオン)

また、生産量が少なく店頭では並べられないこだわりの野菜をネット限定で取り扱い開始。生でも食べられる「朝生とうもろこし」や、オーガニック野菜セットなどの販売を予定している。

水産では、朝獲れのブリや真鯛などを即日配達する高鮮度商品の販売も強化する。

ネットスーパーの実施店舗は22日にスタートする新瑞橋店を合わせて34店舗。エリアは、名古屋市内は全域をカバー。このほか、愛知、岐阜、三重、静岡の主要都市を網羅している。

受け取り方法では、ドライブスルー(26店舗)、カウンターピックアップ(13店舗)、ロッカーピックアップ(9店舗)。今後も配達エリア、受け取り方法を拡大し、需要に応える。

小澤俊彦デジタル・営業推進部長は「配達、受け取りなどラストワンマイルを改善していくことで便利で楽しい買い物を実現していきたい。今後も、配送エリアの拡大、受け取り予定時間をさらに短くしていくなどサービスの向上に努めていく」と話している。