おにぎり感覚「むすび寿司」 食シーン拡大へスシローが新業態

スシローなどを国内外に約900店舗展開するFOOD&LIFECOMPANIESは3日、新業態「むすび寿司」の報道向け試食会を開いた。同店は20年9月末に1号店を開設し、現在2店舗。前年度はスシローのグループであることを公表していなかったが、今期からはグループ全体のキャンペーン「あっぱれ、日本!超すし祭」フェアなどを合同で開催している。

むすび寿司は「寿司をより手軽に」をコンセプトに、ボリューム感と簡単に片手で食べられることを目指したおにぎりのような寿司で、店内飲食とテイクアウトに対応している。店内はまさに寿司屋のカウンター仕様で、店内仕込みのこだわりネタがカウンターケース内に並び、店内飲食は客が注文してから一つずつ丁寧ににぎる。むすび寿司一つ当たりのシャリの量は、寿司3~4貫分。食感は「ふわっと感が特徴」(同社)で、ネタはたっぷりボリューム感もある。

また、おにぎりの形にした理由について同社は「食シーンの幅が広がる」ことを挙げた。価格帯は165~240円が売れ筋で、厳選ネタとして285円、310円、550円と、常時20アイテムのほか、季節限定ネタをラインアップしている。売れ筋は220円の赤海老の胡麻だれ、240円の漬けサーモンなどとなっている。

店舗は、1号店は大阪市の南海なんば駅構内、2号店は埼玉県のルミネ大宮のデパ地下で展開し、両店とも店内飲食とテイクアウトに対応している。今後の店舗展開は未定だが、両店は実験的要素もあるため、今後の店舗展開を見据え、出店形態、イートインの有無などを見極めていく。