再生PET樹脂使用 環境配慮型商品の展開拡大 イオン

イオンは15日、使用済みペットボトルを再生した樹脂をボトル本体に使用する日用品の詰め替えボトル6品と、飲料3品を、イオン、イオンスタイル、ダイエー、マックスバリュなどで発売した。

数量限定で発売となる「100%リサイクルペット素材の詰め替えボトル」は、ボトル本体部分に再生PET樹脂を100%使用。着色せず、リサイクル原料そのものの色を生かしたセピアがかった色味が特徴。全国1千800店での発売となる。

一方、ボトル本体に再生PET樹脂を20%、ラベルにはサトウキビ由来のバイオマス原料を10%と、バイオマス由来の成分を含むインキを使用した茶飲料「トップバリュベストプライス 麦茶」「同 烏龍茶」「同 緑茶」(各525㎖、税別48円)は約2千600店で発売。

イオンは2030年までに、使い捨てプラスチックの使用量を2018年度の半分に減らす目標を設定。プライベートブランド「トップバリュ」で使用するすべてのプラスチックを環境・社会に配慮した素材に変更するとともに、ペットボトルは100%再生、または植物由来素材への転換を目指しているが、今回発売する商品は、こうした目標実現に向けた取り組みの一環。

イオンは使用済みペットボトルを「トップバリュ」で使用するノウハウ構築に取り組んでおり、昨年、再生PET樹脂を95%使用した「トップバリュグリーンアイフリーフロム肌洗浄剤」シリーズ4品、今年5月には同20%使用した茶飲料「トップバリュ 国産六条大麦使用 麦茶」「同 ハト麦 ブレンド茶」(各600㎖)を発売している。

今年2月には、イオンの店頭で回収したペットボトルを原料とする再生PET樹脂を使用し、トップバリュで再製品化して販売する完全循環型のペットボトル利用を目指す「ボトルtoボトル プロジェクト」をスタートさせた。回収したペットボトルを新たなペットボトル商品に生まれ変わらせることで、日々の暮らしの中でできるリサイクル活動に気軽に参画してもらえるよう取り組んでいく。