J-オイルミルズ「長徳」キャノーラ油 CFPマーク取得 長く使えて環境にやさしい CO2削減効果を見える化

J-オイルミルズは業務用油脂「長徳」キャノーラ油で、CFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した。通常のなたね油との比較で、ライフサイクル全体のCO2排出量が2割の削減効果が認められた。CFPマークは一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する第三者認証で、国際規格ISO/TS14067:2013(製品中のカーボンフットプリント―算定およびコミュニケーションにかかる要求手法および指針)に準拠している。

「長徳」キャノーラ油は、おいしさはそのままに、揚げられる期間を長くするために開発された独自技術「SUSTEC」(サステック)を活用し、通常の油よりも3割長く使えるフライオイル。長く使えることで油使用量を抑え、原料の使用量を減らすことだけでなく、輸送時のCO2排出量削減など、サプライチェーン全体の活動を抑制できる。

同社では「長徳」キャノーラ油のCO2排出抑制効果を見える化し、原材料調達・生産・流通・仕様・維持管理、廃棄・リサイクルのライフサイクル全段階を対象に、従来のなたね油と比較したモデル店舗における1年間の使用量当たりのCO2排出量を算出。「長徳」キャノーラ油のライフサイクル全体におけるCO2排出量は、従来のなたね油と比較して20%の削減効果が算定された(食材調理時の油の加熱にかかる環境負荷は算定に含まず)。

CFPマーク
CFPマーク

SuMPOの神崎昌之カーボンニュートラル事業部長は「今回J-オイルミルズが長徳キャノーラ油で第三者検証型のカーボンフットプリントを取得したことは、業界をリードする活動と認識している。農林業分野が世界の温室効果ガス排出量の1/4を占める中で、菜種や大豆などの原料を大切に使用する製品技術により、資源生産性を高めつつ、脱炭素化社会に貢献する製品は今後ますます重要になる」と評した。

同社では「CFPマークを通じて、長徳キャノーラ油のCO2削減効果について消費者やステークホルダーとのコミュニケーションを促進していきたい」とした。