キリン「発酵レモンサワー」 2か月で100万箱突破 期待感でトライアル促進

キリンビールが3月に発売したRTD(缶チューハイなど)「発酵レモンサワー」の出荷数量が、発売約2か月で100万箱(250㎖×24本/箱)を突破した。発酵レモンへの期待感と味わいでトライアルを促進していることなどが要因という。

RTD市場は毎年、好調に拡大しているが、昨年についても巣ごもり需要が後押しして前年比110%以上の伸長だった。一方で、飲用者の約8割が人工感を感じているとされ(同社調べ)、キリンはおいしさと人工感の払拭を両立した商品に機会があるととらえ、高付加価値商品で新たな飲用シーンを提供する方針だ。

好調の要因として、同社は「発酵で引き出した、レモンの濃くさわやかなおいしさ」を挙げる。発売以来、消費者から味覚について好意的な声が寄せられているといい、RTDの新たな価値を広げる商品として高く評価されてているとみる。調査では、「品質の良さ」「こだわり」「丁寧」といったブランドイメージも浮かび上がっている。

また、特徴である発酵レモンへの高い関心・期待がトライアルへの原動力になっているとしており、松たか子や飯塚悟志が出演するTVCMも期待値醸成につながっているとみている。