ワタミ 宣言延長で今月5億3000万円減益見込む 渡邉会長が窮状訴え 打開へ「2回接種で1杯無料」実施

ワタミの渡邉美樹会長は5月28日会見し、緊急事態宣言が6月1日から6月20日まで延長された場合、延長分のみで営業利益が5億3千万円減少することを明らかにした。

ワタミの国内外食店舗は437店舗。うち197店舗が休業を継続し、188店舗が時短営業の措置をとり、「居酒屋全体で言えば1月7日の緊急事態宣言発令から141日間連続で規制がかかっている状態」という。

現在、通常営業しているのは52店舗で「営業している店舗もコロナ前比24%という数字で焼肉を入れた外食全体でも35%というコロナ前比」と窮状を訴える。

政府・自治体からの要請に対しては「飲食に対してここまで厳しくする必要はあるのかなどさまざまな思いはあるが、飲食やお酒が感染経路の一部であることは確かであり、全面的に要請を受け入れていきたい」との考えを明らかにする。

ワタミ店舗ひいては外食産業の立て直しに向けては、ワクチン接種に活路を見いだす。

ワクチン接種とともに経済が回復軌道にある諸外国の事例を受けて、6月1日から半年間、ワタミグループ全店で新型コロナウイルスワクチン2回接種者を対象にした生ビールなどのドリンク1杯を無料で提供するキャンペーンを実施する。

対象店舗数は6月1日時点で64店舗を見込み規制緩和とともに徐々に拡大していく。