日本ハム北海道ファクトリー 新工場竣工 「北海道プロジェクト」始動

日本ハムグループの日本ハム北海道ファクトリーは5月25日、北海道旭川市内に移転新築した新工場の竣工式を行った。これにより、生産量は旧工場比約2割増の年間5千tに拡大する。同社では新工場オープンキャンペーンとして、6月1~30日の期間、同社製造のシャウエッセンなどの北海道製造マーク付きの商品を対象とする新工場オープンキャンペーンを展開していく。旧工場は日本ハム前身の徳島ハムの旭川工場として約60年にわたり生産を続けていた。

新工場の主な製造品目はシャウエッセンや豊潤あらびきウインナー、彩りキッチンシリーズのロースハム、ハーフベーコンなどの同社主力コンシューマ品。設備は環境に配慮した仕様で、生産設備はスライスラインの高速化、ソーセージラインの自動化などで効率化を追求。また、地域との共生を重視し、工場敷地は外周フェンスのない開放的な空間で安心感につなげ、さらに工場見学通路を設けており、各製造工程の見学などができる。

敷地面積は、旧工場の約3.7倍となる4万9千326㎡と広大で、延床面積は、同約1.5倍の1万2千514㎡。総工費は約63億円。

同グループの北海道との関わりは深く、球団の北海道日本ハムファイターズをはじめ、今回の新工場を含めて主要工場7拠点(加工3、食肉4)、物流拠点、複数の営業拠点などがあり、北海道経済に大きくかかわっている。今後は同社が北海道北広島市に建設するボールパークの23年開業に向け、本業とのシナジー創出や地域貢献などを目的とする北海道プロジェクトを21年4月から始動させている。