「南高梅」漬け込み始まる チョーヤ梅酒

チョーヤ梅酒は28日から、本年度の紀州産南高梅の漬け込み作業を開始した。この作業は梅の実の肥大状況を見ながら、「梅酒の日」である「入梅の日」(今年は6月11日)前後をピークに1か月ほど続く。

和歌山県の梅の主要地域では、梅の花の満開期は平年並みだったが、その後の気温は平年より高かった日が多く、梅雨入り時期が例年より早かったこともあり、漬け込み開始はやや早まった。蜜蜂による受粉が良好に進み、順調に着果。雨量にも恵まれ、平年以上の作柄を見込んでいる。

国内の梅の品種は多数あるが、同社では使用する梅の8割以上を、果肉が厚く、酸度が高い紀州産南高梅が占め、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用している。

生産者によって手摘みされた梅はJAを通して入荷。工場で洗浄後、最大10万ℓの熟成タンクで仕込む。タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて446基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、1年以上じっくり熟成させる。