新しい価値の誕生に期待

10都道府県に適用されている緊急事態宣言は少なくとも6月20日まで続きそうだ。さまざまな意見があるが、現在の医療提供体制を考えれば、納得せざるを得ない。飲食店などへの休業・時短営業要請、さまざまな自粛が求められる事態もまだまだ続きそうだ。

▼食料品や日用品を販売する食品スーパーなどの営業は通常通りだ。ただ、試食販売などのプロモーション活動は制約を受ける。人出はある反面、にぎわいのない状況には、仕方がないとはいえ、寂しさを禁じ得ない。

▼その中で、プロモーションやコミュニケーションの世界でもデジタルシフトが進んでいる。例えば、食品メーカーなどがWeb動画を配信する動きが広がっている。コロナ前からの流れだが、コロナをきっかけにその流れが加速している。

▼Webに加え、SNSを活用したコミュニケーションも進化し、情報発信の強化にとどまらず、その双方向性を生かし、新商品開発を含む新しい価値の創出を目指す動きも広がっている。にぎわいの復活に思いをはせつつ、新しい価値の誕生にも期待を寄せたい。