第20代「ミス揖保乃糸」 大神神社例祭で引き継ぎ式 兵庫県手延素麺協同組合

兵庫県手延素麺協同組合は15日、「令和2年度大神神社例祭」を開催した。手延べそうめん「揖保乃糸」の生産がひと段落した時期に、生産組合員や職員、販売・仕入れ関係者をねぎらい実施するもの。今年は自粛宣言中もあり、規模を縮小し、来場者を絞って執り行った。

大神神社(素麺神社)で行われた本宮祭では、井上猛理事長や組合理事らが参拝し、玉串を奉納して商売繁盛を祈願した。

揖保乃糸資料館そうめんの里では、屋外に特設ステージを設けて「ミス揖保乃糸引き継ぎ式」を行った。若い世代にも揖保乃糸の良さを知ってもらおうと、プロモーション活動の一環として地域から選び、約1年間、揖保乃糸の製法やこだわり、美味しい食べ方を全国の消費者に発信する。井上理事長が就任してから発足し、今年で20年目を迎える。

冒頭に井上理事長があいさつ。「昨年は本来、オリンピックの年であり、リアルのイベントだけでなく動画で表現できる人をと選考したら、見事にその期待に応えてくれた。家庭用小売商品が市場最高を記録したのは、ミス揖保の糸の動画の影響も大きいように思う。今年は最高齢の84歳の女性をはじめ多数の応募者があり、その中から心あたたかくて優しい、笑顔が素敵など、いろんな個性をもった人たちを選ぶことができた。コロナ変異株が拡大している環境だが、皆さんに安全に行動してもらいながら、販売活動に協力してもらいたい」と述べた。

引き継ぎ式では、第20代ミス揖保乃糸に選ばれた、大塚朱理さん(25歳)、上村美由紀さん(21歳)、藤岡栞さん(19歳)、井上嘉乃さん(19歳)がステージで紹介され、前年度に活躍した4人から、たすきが引き継がれた。

ミス揖保乃糸を代表して大塚さんがあいさつを行い、「伝統のある、誰もが一度は口にしたことのある揖保乃糸の魅力を、世代を超えて、国境を越えて、多くの人に伝えたい」と抱負を語った。