さとう 京都・亀岡に27年ぶり出店 子育て世代多い特性踏まえた売場

さとうは22日、京都府亀岡市にフレッシュバザール亀岡千代川店をオープンした。同市への出店は27年ぶり2店目。グループの食品スーパーは67店舗となった。

売場面積は1千526㎡。入り口に位置する青果売場は季節感を演出するとともに、オープン日はトマト4玉入り128円(税抜)など価格訴求も強めた。鮮魚は得意とする日本海の生魚をはじめ、この地域で消費量の多い鯖寿司やしめ鯖を惣菜売場とともに充実させた。精肉は伸長している冷凍肉をコーナー化しアピール。市販用冷食もリーチインとショーケースで大々的に展開し、品揃えと価格を訴求した。

デリカとベーカリーはオープンキッチンの仕切りをなくし、生産性の向上と惣菜パンなどの拡充を図る。このほか、子育て世帯が多い立地に合わせ、食玩売場を広く展開。オープンに際し競合対策として、日替わり特売の“強烈価格”を各カテゴリーで打ち出した。

同店は商業施設が集積する国道9号線に面し、広域からの集客を予想。商圏人口(車14分圏内)は5万4千707人、2万940世帯。隣接地では区画整理事業により住宅の建築が進んでおり、今後も人口の増加が見込まれる。

【店舗概要】敷地面積1万699㎡、売場面積1千526㎡、駐車台数219台、駐輪台数88台(敷地面積と駐車・駐輪台数は敷地内にあるコメダ珈琲店を含む)、営業時間8~23時、従業員数(社員9人・パート・アルバイト※8時間換算51人)

「シェア拡大を」佐藤社長

オープンにあたり、佐藤総二郎社長は次のように述べた。

  ◇  ◇

新たに出店すると自社競合することも多いが、この地域は新たにシェアが取れるエリアだ。国道は恒常的に渋滞しているが、信号を設置してもらい右折レーンを長めに取るなど入りやすくした。

子育て世帯が多い地域性を踏まえ、お菓子などを充実させている。既存の冷食だけでなく他店舗で好評を得ているフローズンビーフなど、全般的に冷凍を強化した。コロナ禍で食品を保存する傾向も強まっている。市況はここに来て昨年の裏年となり、厳しい傾向にある。価格志向も強まっており、対応していかなければならない。