31年までに31億円、スイーツ市場からも B-Rサーティワンアイスクリーム ジョン・キム代表取締役会長兼CEO

昨年は、新型コロナウイルスの大きな影響を受けた。一時的な休業や営業時間短縮を余儀なくされた店舗は最大で933店、フランチャイジーも大変な思いをした。本部はお客さまとスタッフの安全を第一に考え、厳しい状況下でもビジネスが続けられ雇用も守れるよう、フランチャイジーと店舗を全力でサポートしてきた。生産工場では徹底した衛生管理の下、滞りなくアイスクリームの生産を継続し、全国の店舗へ届けることができた。

20年は大変厳しい年だったが、ビジネスをしっかり管理し運営することで、前12月期決算は税引き前利益7億1千万円と14年以降の最高益を確保できた(売上高174億1千万円)。コロナ禍は私たちのビジネスを見直すきっかけを与えてくれ、21年の第1四半期も順調に推移している。

私たちがフォーカスするのは、現在だけでなく未来も重要だ。2031年までに、税引き前利益で過去最高の31億円達成を目標にしている。

この計画の柱は4つ。

①マーケティングと店舗運営改善によるブランドパワーの強化
②ビジネスのデジタル化=お客様へは、サーティワンがより身近な存在となるようデジタルを活用し、店舗では仕事を効率化しスタッフが笑顔とホスピタリティある対応に集中できるようにする
③スマートサーティワン=日本で一番おいしい最高品質のスクープアイスクリームを提供するための最も効率的なプラットフォームを構築
④販売拠点の拡大=モバイルオーダーや自販機などを通じて、より多くのお客さまが利用しやすくするとともに、台湾、ハワイ、そして輸出などの国際事業も展開していく。海外展開は現在、ハワイ9店舗、台湾11店舗の20店舗を運営している。

また、31年までに31億円を達成するために、3つのブランド戦略を考えている。

サーティワンの魅力はさまざまなフレーバーを持っていること。お気に入りのフレーバーがあるお客さまは来店頻度が高まるため、多彩なフレーバーの中からお気に入りを見つけられるよう手助けをする。2つ目は、男性客の支持拡大。子どもたちを笑顔にすることでママはもちろん、これまで難しかったパパにも楽しんでもらいたい。3つ目は、スイーツ市場から売上げを獲得していくこと。ちょっとした贅沢な時間を楽しむためにケーキを購入するニーズを取り込む。そのため、アイスクリームケーキやバラエティボックスのような、ワクワク感を持ち帰る商品をさらに拡大していく。

新ロゴ(B-Rサーティワン アイスクリーム)
新ロゴ(B-Rサーティワン アイスクリーム)

今春、ロゴをマイナーチェンジし、よりシンプルで見やすいものとした。フレーバーのバラエティ感を伝えるため、31の数字を素材やフレーバーで表現したツールキットを開発。斬新で新しいデザインを交えながら、フレーバーの楽しさをパッケージやプレミアムグッズで伝えていく。

また、新たなイメージ戦略を打ち出すため、2タイプの新店舗デザインをテスト導入した。「モーメント」は、壁紙をアートした現代的で楽しい店内や、プレミアムな商品や店舗体験を楽しむ日常のちょっとした贅沢な空間を提供する。

目黒店とスカイツリーのソラマチタウンに開店した。「フレーバーファースト」は、店内がシンプルで落ち着いた雰囲気。アイスクリームをスクープする瞬間を映す演出も行う。池袋サンシャインシティに5月中旬にオープンする。

より多くのシーンでサーティワンを楽しんでもらい31億円を達成したい。