横浜高島屋 日本最大級のデパ地下に 「でき立て」でライブ感演出

横浜高島屋は相鉄ビルマネジメントとともに、横浜駅地下直結の地下食品フロアを増床し3月にグランドオープン。食品フロアは約5千㎡となり、日本最大級のデパ地下が完成した。

増床は段階的に行われ、今回は最終の第4期となる14区画を開設。従来のデパ地下である本館エリアと、今回の地下街エリア相互の回避性も意識した店舗環境・品揃えを徹底し、これまでの顧客だけでなく、近隣で増加しているオフィスワーカーのニーズにも応える。

今回の増床では、ライブ感にこだわり、「出来立て・焼き立て」を提供するブランドを中心に展開している。ベーカリースクエアや海外でも人気のブランドやスイーツ、ヴィーガン対応品やライブ感を演出する洋食店も出店した。

コロナ禍では地元への回帰傾向がやや見られ、地域の住民や通勤者のニーズにも応えたいという。増床オープン後は予想を上回る来店があり、従来のデパ地下よりも若い層も多く訪れ、若年層獲得に期待がかかる。

約400㎡のベーカリースクエアでは約40ブランド・500種類以上のパンを販売する。店内で焼き上げるパンも並べ、すべての商品を1か所で会計できるほか、イートインスペースも設置した。

初の出店となる「カナガワ ベーカーズ ドック」はハットコネクト社と横浜高島屋が共同で開発した店舗。神奈川県内ではパン職人が多く存在する一方で、認知度が低かったり後継者がいなかったりするなどして廃業に追い込まれるパン屋も多い。この店舗は地元のパン職人に販売機会を提供することで、地元のパン業界を支えるといった目的も持つ。次世代育成も図り地元の専門学校生が製造したパンも販売。また閉店後のパンを農場に輸送して堆肥化する試みなども行っていく。

海外スイーツでは仏中西部エシレ村のバターを使ったお菓子専門店「エシレ・パティスリー オブール」や、パリで創業した高級ショコラ専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」が出店。ヴィーガンも取り入れた「カールヴァーン・デリカテッセン」では自社醸造所で造るクラフトビールも提供する。