白→濃紺のパッケージ刷新で大化け「充実野菜 朱衣にんじんミックス」 伝わる「血圧対策」の価値

伊藤園が昨年10月に発売した機能性表示食品「充実野菜 朱衣にんじんミックス」(200㎖紙パック)がパッケージのベースカラーを白から濃紺に刷新したことで大化けした。

同商品は、伊藤園専用にんじん「朱衣(しゅい)」を主体に20種の野菜と4種の果実を使用しGABAの働きで、おいしく血圧対策ができる野菜・果汁ミックス飲料。

差別化が図られた付加価値商品だが、「充実野菜」を含め野菜飲料全般で主流となる健康感をイメージした白を基調としたパッケージデザインが売場では目立たず埋没。

このことに気がつき、濃紺に刷新し3月8日に発売したところ急伸。「売場でパッと目にとまるようになり、大変売れている。血圧対策の価値をお伝えできているとみている」(伊藤園)という。

今後はこの勢いに弾みをつけるべく、同商品の価値伝達を強化していく。

「充実野菜 朱衣にんじんミックス」は、野菜飲料の一部原料に使用している伊藤園専用にんじん「朱衣」にアミノ酸とGABAが一般的なにんじんと比べて2倍以上含まれていることを突きとめて開発された。

朱衣は、一般的なにんじんに比べて、糖度が1.1~1.3倍で甘みが強く、緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種であるβ-カロテンも1.5倍含まれている。

β-カロテンは、体内に入ると小腸から吸収され、必要な分だけビタミンAに変化する。伊藤園では、製造工程に、にんじんをゆでる工程を加えることで、アクを除去して甘みをさらに引き出すとともに、β-カロテンの吸収率を高めている。

その上、一般的なにんじんに比べてアミノ酸量が約2倍、GABAが約2.5倍含まれていることも判明した。