味の素グループ R&D拠点の集約完了 各社の技術を融合

味の素は、2017年から味の素グループ(国内)のR&D拠点の集約を進めてきたが、同社川崎事業所内に新研究開発棟の建設および既存の研究開発棟の改修がこのほど完工。これにより連結子会社である味の素冷凍食品および味の素AGFと連携した、グループ3社の食品にかかわる国内R&D拠点の集約が完了した。

これに対して同社では「食品企業には、家庭用製品だけでなく業務用製品やサービスによるソリューション提供への期待が高まっており、国内のみならず世界各地でも同様の傾向にある。また、2020年から始まったコロナ禍により、食品や食関連サービス市場を取り巻く状況はさらに変わっており、そのような変化にフレキシブルかつ迅速に対応することのできる高い研究開発力が求められている」とコメント。

今回のR&D拠点集約によりグループの技術融合を加速させ、製品の高付加価値化と食品事業の構造強化を図っていく方針だ。

新研究開発棟(食品)概要は次の通り。

▽所在地 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
▽建築仕様 延床面積7千400㎡(免震構造4階建て)
▽総投資額 約60億円(新研究開発棟の建設、既存施設の改修など含む)
▽集約後の食品にかかわるR&D要員数 計約620人(グループ3社合計)
▽着工 2017年12月
▽完工 新研究開発棟建設2020年7月、既存施設改修2021年3月