なぜ?コロナ禍のストレス、山形と長崎がトップ 県民性も影響か ファンケル調査

「コロナ禍のストレス度、全国トップは山形県と長崎県」。ファンケルがこのほど発表した「コロナ禍の健康意識実態調査」で、都道府県ごとにストレスを感じる度合いや傾向が大きく異なることが明らかになった。調査は全国47都道府県の20~40代の男女4千700人を対象に実施した。

コロナ禍でストレスを感じている人の割合を都道府県別にしたところ、山形県と長崎県が75%で同率1位に。その一方で新型コロナウイルス感染者が最多の東京都は34位(63%)にとどまり、全国平均(66%)と比較してもストレスを感じている人の割合が少ないことが分かった。しかしながら埼玉県、千葉県、栃木県などの首都圏は3~5位にランクインしており、東京都に近い県ではストレスを感じている人の割合が高い傾向が認められた。反対に、ストレスを感じている人の割合が最も少ない都道府県は秋田県で55%。次いで熊本県の56%だった。

山形県は(コロナ禍の年末年始に)「暴飲暴食の回数が増えた」ランキングでも1位に。熊本県は「おやつや間食を食べない」ランキングで1位だった。また秋田県も同ランキング4位であることから、同社では「ストレス度ランキングが低い都道府県では全国平均と比較して、おやつや間食を食べない人の割合が高い傾向にあるようだ」と推察している。

これらの調査結果から№1戦略研究所の矢野新一所長は「山形県民は内向的で口数が少なく、努力を重ねるひたむきな人が多いのが特徴。真面目で辛抱強い気質がストレスを溜めてしまう一因と思われる。隣県ながらストレス度最下位の秋田県は『着倒れ、食い倒れ』と言われるほど享楽的な県民性が順位に影響しているかもしれない」と分析した。