はたらく細胞

漫画「はたらく細胞」(清水茜作、講談社)は擬人化された細胞(主人公は赤血球と白血球などの免疫細胞)と、人体を襲う驚異(ウイルスや細菌等々)との攻防を描いた作品。漫画とはいえ生物の教材として活用している高校もあると聞く。

▼先日、乳酸菌の取材をさせていただく機会があったが、取材準備のため同作品を読んでから学術書や論文に向かったところ、ヒト免疫細胞の役割や仕組みがすんなりと頭に入ってきた。

▼マクロファージ、樹状細胞、T細胞、B細胞、マスト(肥満)細胞…。取材時、研究者の方が口にされた専門用語も、それぞれの細胞が即座に「はたらく細胞」の擬人化されたキャラクターに変換され「なるほど、そういうことか」と理解が進む一助となった。

▼新型コロナウイルス感染症では体内でウイルスと免疫細胞の攻防が繰り広げられる。ワクチン接種までの間、従来の対策を愚直に続けるしかないが、いざという時のため免疫細胞の労働環境をホワイトなものにしておくこと、つまりは心身を健康な状態に保っておくことも重要。改めて心掛けたい。