キリンビール名古屋工場 太陽光発電パネル稼働 温室効果ガスを年間900t削減

キリンビールは2日から、名古屋工場(愛知県清須市、中村貴昭工場長)で太陽光発電パネルの稼働を開始した。温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みの一環で、同工場を皮切りに仙台、滋賀、神戸の全国4工場に順次導入。これにより年間約4千500tのGHG排出量削減につなげるとともに、キリンビール全体(単体)の使用電力の再生可能エネルギー比率を現状の14%から19%に引き上げる。名古屋工場では今夏をめどに、国内ビール工場で初となる購入電力の100%自然エネルギー化にも着手する。

同取り組みは、三菱商事パワーの子会社・MCKBエネルギーサービスがPPA(電力購入契約)事業者となり、工場に太陽光発電設備を設置。そこで発電された電力をキリンビールが購入・活用するというもの。

名古屋工場では今回、第1製品倉庫の屋根に4千820枚の太陽光発電パネルを設置した。最大出力は1千720kW。年間900tのGHG排出量削減につなげる。

また今年8月からは名古屋工場で購入する全電力を再生可能エネルギー100%に切り替えることで、6千500tのGHG排出量削減効果が見込まれるという。残る自家発電分の2千300tについても、目標に掲げる2040年末のGHG排出量ゼロに向けて取り組みを推し進めていく。

2日には、リモートお披露目会も開催。中村工場長ならびに同工場担当者、MCKBエネルギーサービスの坂口雄一郎社長が出席し、名古屋工場の概要や、電力の再生可能エネルギー100%化に向けた取り組みついて説明した。