「お化けごぼう」を煎餅に コロナ禍克服へ京野菜PR

京都市の菓子製造販売、たにぐちは京野菜の一つ、堀川ごぼうを使ったせんべいを開発した。堀川ごぼうは断面の直径が10cm近い大きさで、別名「お化けごぼう」と呼ばれる。栽培には2年の月日と、掘り返してまた埋めるという手間がかかるが、香りが豊かな高級食材として飲食店などでは1本3千円程度で取引されるという。

同社は生産農家と契約し、約1tの原料を確保。ノンフライ、超薄焼き、香りの3点を意識し、せんべいに加工した。自社店舗やECのほか、卸を経由し全国への販売を予定する。箱(5袋入り・432円税込)と袋(12袋入り・756円同)の2種類。

今回の商品化は京都府の補助事業を活用したもので、コロナ禍での農産物のPRと販路拡大が目的。

同社では「京都以外では知名度の低い堀川ごぼうのPRとともに、京野菜の拡売に貢献したい」としている。