みそなど小容量化を推進 ニーズの変化に対応 キッコーナ

みそ・醤油・各種調味料の製造販売を手掛けるキッコーナ(名古屋市、中村均社長)は家庭用商品の小容量化を推し進める。同社はたまり醤油、豆みそを軸に、たれ・つゆを中心としたOEM、PB受託を主事業とするが、昨年のコロナ禍で全体の8割以上を占める業務用の売上げが大きく減少。これをどうリカバリーするかを課題としていた。また家庭用にしても、昔ながらの大容量商品がメーンであることから、社会環境や家族構成の変化に合わせた商品提案が必要と判断。みそを手始めに醤油やたれ・つゆなどで順次、小容量タイプを投入していく。

第1弾となるのは、400gサイズの「與右衛門みそ」(希望小売価格税抜620円)、「八丁味噌」(同680円)、「赤だし糀みそ」(同660円)の3品で、4月からの発売を予定する。

「與右衛門みそ」は、創業者の名を冠した同社の定番商品。百年を超える木桶でゆっくり、じっくり発酵と熟成をさせた上質な赤だしみそ。

「八丁味噌」は、地理的表示商品としてGIマークを記載。愛知県産大豆「フクユタカ」のみを使用し、独自の木桶製法でじっくり発酵、熟成。大豆の味が凝縮された、渋みと深みのあるみそに仕上げた。

「赤だし糀みそ」は、新潟の糀みそと愛知の豆みそをブレンド。糀みその香ばしい香りと甘味、豆みその深い旨みが調和した味わいが特徴だ。

コロナ禍により家庭での料理機会が増え、また健康維持や免疫力アップなどを理由にみそなどの発酵食品が見直されていることを踏まえ、小容量化の第1弾に据えた。