キリンビバ、健康と環境を成長の源泉に 循環型社会へプラ使用量削減と再利用を推進

キリンビバレッジは今年、健康と環境を軸としたCSV活動を成長の源泉と位置づけ、飲料トータルの販売数量で前年比4%増の2億2千20万ケースを目指す。注力ブランドは「午後の紅茶」「生茶」「iMUSE(イミューズ)」の3ブランド。「午後の紅茶」で11%増の5千420万ケース、「生茶」で6%増の2千980万ケース、「イミューズ」をはじめとするプラズマ乳酸菌入り飲料で28%増の410万ケースを目標に掲げる。

健康の軸では「コロナ禍でお客さまの健康への意識は間違いなく高まり、それに対応するものを提案していくことが最大の使命」(堀口英樹社長)との考えの下、無糖・低糖の“摂りすぎない健康”と健康素材を付加した“プラスの健康”の商品を強化していく。

“摂りすぎない健康”の代表商品は「生茶」と「午後の紅茶」「ファイア」「キリンレモン」の無糖・微糖商品となり、このうち無糖商品では今年、18年比10%増を目指していく。

“プラスの健康”を代表する「イミューズ」ブランドの飲料
“プラスの健康”を代表する「イミューズ」ブランドの飲料

“プラスの健康”を代表するのはキリングループの独自素材「プラズマ乳酸菌」を使用した「イミューズ」ブランドの飲料で、昨年は約4倍と大きく伸長。今年はプラズマ乳酸菌入り飲料で前年比28%増、“プラスの健康”領域で18年比15%増を狙う。

19年に資本業務提携を締結したファンケルとの取り組みも強化する。昨年10月に新発売した初の共同開発商品「キリン×ファンケル BASEピーチ&ザクロ」は約3か月で約25万ケースを販売。今年は共同開発商品第2弾となる「キリン×ファンケル デイリーアミノウォーター」を4月に新発売する。

同商品は、ファンケルの体内効率設計に基づき、1本当たりアルギニン100㎎とシトルリン100㎎の2つのアミノ酸を組み合わせ、さらにクエン酸1000㎎、ビタミンC500㎎を配合したフレーバーウォーターで、アセロラ&レモンフレーバーを採用して、すっきりとした味わいに仕立てられている。

左から再生PET樹脂100%使用の「R100ペットボトル」を採用した「生茶」と「生茶 ほうじ煎茶」
左から再生PET樹脂100%使用の「R100ペットボトル」を採用した「生茶」と「生茶 ほうじ煎茶」

商品以外では、将来への種まきとして働き盛り世代の朝食の欠食と政府が推進する健康経営に着眼した法人向け福利厚生サービス「Kirin naturals」を19年1月から開始し約300拠点に導入。昨年10月からはリモートワークに対応した新プランとして「Kirin naturals ベーシックプラン」を展開している。