大豆ミート「トライベジ」 後発参入も味に自信 プリマハム

プリマハムではコロナ禍における家庭内需要の拡大を背景に、昨年は前年比110%と市場を上回る販売数量で着地した。主力ソーセージ「香薫」は大袋の伸びが寄与して124%と躍進し、コンシューマー向け商品全体でも118%と二ケタ増。コンビニ向けベンダー事業や、量販店向けの食肉事業も伸長をみせた。

今春には、満を持して大豆ミート市場に参入する。昨年にかけて競合各社が大豆ミート製品を相次ぎ投入する中、同社でも研究を重ねてきた。3月1日から発売する「Try Veggie(トライベジ)」シリーズは、マルコメの脱脂大豆加工食品「ダイズラボ 大豆のお肉」を使用したハンバーグなど3品。

「毎日お肉を食べる欧米に対して、肉、魚、野菜をバランスよく食べる日本の食生活に合う品位の商品がなかなかできなかったが、マルコメの原料を使うことで納得できる商品ができた」(常務執行役員開発本部長・竹内俊彦氏)。

消費者のうち約7割が大豆ミートに関心がありながらも購入したことがない層とみて、1袋128円という手頃な価格設定でこうした層の需要掘り起こしを進める方針だ。

「競合他社が数年前から売場展開しているのを横で見ていたが、ようやく味に自信が持てる商品ができた。他社製品では大豆臭を消すことに注力しているのに対し、大豆のおいしさを提供できる商品に仕上がった」(商品企画部長・寺村博之氏)という。

このほか、春夏に向けて健康、プチ贅沢、家飲み、内食の定着の4つをキーワードに開発した新商品・リニューアル品合計34品を発売する。