年末年始のショッピングセンター売上高、前年比28%減 コロナの影響色濃く

年末年始期(2020年12月28日~2021年1月3日)のショッピングセンター(SC)売上高(回答SC数227)は、前年比28%減(客数27%減、客単価2%減)となった。日本ショッピングセンター協会が5日発表した。

同期間中は、東京都の新型コロナウイルス新規陽性者数が急激に増加するなど、全国的に外出自粛傾向が強まったことに加え、SCの営業時間短縮、ボーナス減などを受けた消費者の購買意欲低下なども影響したものとみられる。

年末と年始では年末期(12月28~31日)の売上高21%減(客数22%減、客単価1%増)に対し、年始期(1月1~3日)は売上高37%減(客数34%減、客単価4%減)。

年末期については、正月前の駆け込み消費として生鮮食品に動きが見られたことや、高単価のおせち料理類の消費増、加工食品の動きが良かったことが要因と推測される一方、年始期はバーゲンや福袋の前倒しによる分散化などが売上減につながったものとみられる。

立地別では、これまでのコロナ禍の傾向と同様、中心地域が36%減とより厳しいマイナス。都市規模別では、大都市が32%減。外出自粛に伴う年末年始の帰省控えなどもあり中都市や小都市・町村も20%台と大幅なマイナスとなった。