果たして1年後は

1月最後の週末、遅ればせながら初詣に出掛けた。松の内もとうに過ぎていたので空いているかと思いきや、誰しも「やはり1月中に」ということか、境内は参拝客で大混雑していた。「それにしても1年前、誰が今日のありようを予測できただろう」。お参りしながら考えた。

▼新型コロナは食品業界にも大きな影響を与え続けた。巣ごもり需要をとらえたカテゴリーが大幅な伸びを示す一方、業務用や巣ごもり需要から外れたカテゴリーは壊滅的な打撃を受ける、といったように大きく明暗が分かれたが、第3波と緊急事態宣言の再発出でいまだ先行きは不透明なまま。

▼「ワクチン接種により早い段階で新型コロナが終息するかどうか、そうなった時、東京オリンピック・パラリンピックはどうなるか、第4波は来るのか、しばらくこの状態が続いていくのか…。そういう中でマーケットがどこまで伸びるのか、どこまで落ちるのかを予測するのは難しい」とはマーケッターの言葉。

▼新型コロナは、われわれの生活様式や働き方を大きく変えたが、アフターコロナの世界はどうなるか。1年後の想像がつかない。