パスタ供給量 20年は過去最高を記録 輸入品構成比55%に

2015-2020年 国産パスタ生産量の推移

2020年の国内パスタ供給量が過去最高の32万7千614t(前年比14.9%増)になったことが、日本パスタ協会の統計で分かった。

それによると、国内生産量は14万7千232t(5.5%増)で、内訳はロング12万2千981t(7.0%増)、ショート2万4千252t(1.7%減)。輸入量は18万956t(23.8%増)で、ロング16万7千473t(24.2%増)、ショート1万3千142t(18.1%増)、卵入り341t(34.2%増)となった。国産品と輸入品の合計から輸出分の574tを差し引いた国内供給量はコロナ禍での特需を反映し、32.8万tで着地した。

国別の輸入量はイタリアが8万7千207t(18.1%増)、トルコが6万1千853t(27.3%増)、米国が2万2千688t(21.0%増)。CIF価格はイタリアが122.6円/㎏、トルコが89.2円/㎏、米国が140.2円/㎏となった。その他の国からの輸入量はギリシャの3千875t(43.9%増)、ラトビアの2千340t(320%増)、UAEの1千279t(22.9%増)が続いた。

20年は巣ごもり消費の追い風を受け国産品、輸入品とも年間を通じて伸びたが、特に6月の供給は国産品が14.3%増、輸入品が84.6%増とピークに。国産品は秋口以降落ち着きを見せているが、輸入品は5月以降、ほぼ毎月二ケタ成長を続けた。その結果、国内供給量に占める輸入品の構成比は前年比3.9㎏増の55.2%まで拡大した。 

2015-2020年 国産パスタ生産量の推移