アサヒ 電力を融通 寒波に伴う電力不足受け

アサヒグループホールディングスは、グループ傘下のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品の製造拠点で発電する電力量を増加させ、6日から15日まで東京電力パワーグリッド社に供給している。寒波が日本海側を中心に押し寄せ、これに伴う電力不足が背景にある。

暖房用の電力需要が増加したことを受け、東京電力パワーグリッド社は自家発電設備を持つ企業に電力の融通を要請しており、アサヒグループはこれに対応した。

今回、アサヒビール茨城工場、アサヒ飲料群馬工場、アサヒグループ食品栃木さくら工場に設置するコ・ジェネレーションシステムの操業を上げ、発電した電力により最大限電力受電量を低減させるとともに一部を東京電力パワーグリッド社に供給。工場で商品の製造量が少ない余力時間帯にもコ・ジェネレーションシステムを稼働させて発電量を増やし、電力不足に協力する。

6日から15日までの期間、3工場で約4万2000戸分の1日の消費電力に相当する約35万kWhを追加発電し、寒波の状況次第で電力提供期間の延長も視野に入れる。