アイリス マスク販売200億円 コロナ関連が牽引、食品も巣ごもり消費で33%増

アイリスオーヤマを中核とするアイリスグループ(非上場)の2020年度決算(12月)は、売上高が前年比138%の6千900億円、経常利益が218%の621億円を見込み、売上高・経常利益ともに過去最高に達した。

7日、決算速報説明会に臨んだアイリスオーヤマの大山晃弘社長は、好調要因について「感染対策・巣ごもり・テレワークのコロナ関連が大きく牽引した」と説明した。

感染対策の一番の牽引役はマスクで200億円の販売見込みとなり、続いてサーキュレーター(70億円)、AIサーマルカメラ(32億円)、デスクスクリーン(15億円)が貢献した。

昨年6月に発売開始した「ナノエアーマスク」(アイリスオーヤマ)
昨年6月に発売開始した「ナノエアーマスク」(アイリスオーヤマ)

巣ごもりでは

①テレビ
②除湿機
③エアコン、

テレワークでは

④LED照明
⑤シュレッダー
⑥ディスプレイモニタ

――の順で売れた。

お米、パックごはん、もちなどの食品事業も巣ごもり消費の高まりを受け順調に推移し、20年度売上高は133%の200億円の見通しとなる。

21年度は大型家電の強化や新規事業(IoTソリューション事業・ロボディクス事業)などに取り組み、アイリスグループで21年度8千500億円、22年度1兆500億円の売上高を目指す。

なお、今後のマスク需要について大山社長は「日本ではマスクが普及し年末にかけて徐々に下がっていくと思うが、海外の需要も考えている。海外ではマスクをつける習慣のない方がたくさんいらっしゃる」との見方を示した。