「焼肉の和民」へ転換進む 大阪・難波に旗艦店

ワタミは18日、大阪・難波に「焼肉の和民 南海難波駅前店」をオープンした。同社の居酒屋業態に変わる焼肉業態主力ブランド「焼肉の和民」の関西地区旗艦店となる。

商品を届ける“特急レーン”や配膳ロボットを導入することで省人化を実現し、質の高い牛肉をリーズナブルな価格で届ける。

コロナ禍により在宅勤務の普及や時短営業要請などによる影響を受け居酒屋を中心とした外食産業は厳しい状況が続いている。ワタミは、アフターコロナにおいても居酒屋市場は7割に縮小すると予測しており、新たな基幹事業として「焼肉の和民」への業態転換を進めていて、5年間で400店舗の出店を目指している。

「焼肉の和民」は、焼肉をメーンに和民の遺伝子を受け継いで居酒屋メニューも充実させた。単品でもオーダーできるが食べ放題が中心。客単価は3千400~3千500円で居酒屋業態よりも約1千円上回る。10月に関東で1号店を出店したが、居酒屋業態に比べ早い時間の利用も増え好調に推移している。

また、ニューノーマルを見据えた非接触型飲食店として、各テーブルに料理およびドリンクを運ぶ“特急レーン”、配膳と下げ膳を担当する配膳ロボットを導入している。これによりホールスタッフを最大50%削減することが可能になる。

ワタミの居酒屋業態は駅前の好立地に多く、焼肉業態に転換することでファミリー層など新たな顧客層の取り込みを狙う。

また、コロナ禍により、店舗の流動化が高まっており、以前より多くの物件が出るようになっている。