栃木産かんぴょう 2割減産で着地 需要・供給とも低迷深刻

栃木県干瓢商業協同組合の集計によれば、今年の栃木産干瓢の生産量は前年比約19.6%(51.4t)減の209tと大幅な減産。5年連続の300t割れで着地した見込みだ。作付面積は94.5ha(13.3ha減)、生産者数は240戸(29戸減)といずれも減少した。

今年は新型コロナウイルス感染拡大による影響から、主に寿司店などで使われる業務用干瓢の売れ行きが低迷したことで、需要・供給とも不振が続いている。

国内供給量の約8割を賄う中国産干瓢も、近年は人件費高騰を背景に高収益の作物への転作が進み、作付面積は漸減してきた。唯一の輸出先である日本の需要が一層減少する見通しであることから、生産意欲は一段と低下。今年の年間輸入量は約3割減の770t程度にとどまる見通しだ。